会社で嫌がらせを受けたり、仕事を与えてもらえなかったりすると「辞めて欲しいのかな?」と不安になりますよね。
とはいえ、本当に会社を辞めていいのか自分で判断するのは難しく、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、会社が辞めて欲しい人に出すサインや、会社を辞めるべきかどうかの判断基準をご紹介します。
会社が辞めて欲しい人に出すサインとは?
以下に挙げる5つのサインに心当たりがある方は、会社から「辞めて欲しい」と思われている可能性があります。
- 仕事を与えてもらえない
- 極端に仕事の量を増やしたり難易度を上げたりする
- 無視する・陰口を言うなど嫌がらせを受ける
- 人前で叱責する
- 遠回しに退職を促してくる
では、順に解説します。
仕事を与えてもらえない
仕事を与えてもらえない、要するに仕事を干されている状態は会社が辞めて欲しい人に出すサインの可能性があります。
「仕事が忙しいよりも暇な方が嬉しい」と感じる方もいるかもしれませんが、長期間仕事が振られない状態が続くのは意外と苦痛です。スキルが身につかないまま時間だけが過ぎていってしまうため、昇給・昇進も見込めません。結果、社内で必要とされなくなりいづらくなるのは目に見えています。
仕事がもらえないのは、会社があなたにスキルや経験を身につけてもらおうと思っていない証拠です。早めに見切りをつけて、成長できる新しい仕事を見つけた方が良さそうですね。
極端に仕事の量を増やしたり難易度を上げたりする
先ほど挙げた仕事を与えてもらえないのとは逆に、極端に仕事の量を増やされたり、難易度を上げられたりする場合も要注意です。
そもそも、会社は大事にしたいと思っている人材を酷使することはありません。長時間労働とならないように仕事の量を調節し、個人のスキルに合った仕事を割り振ってくれるはずです。
自分のキャパやスキルに合っていない仕事を振られる場合は、都合のいい人材として雑に扱われているか、辞めたいと思わせるためにわざわざ試練を与えているかのどちらかでしょう。
中には「認められたい」という気持ちで無理な要求にも全力で頑張ろうとしてしまう方もいるかもしれません。しかし、無理な働き方を続けているといつか心身に不調をきたします。もっと自分を大事に扱ってくれる会社への転職を考えるのが賢明です。
無視する・陰口を言うなど嫌がらせを受ける
会社で無視されたり、陰口を言われたりなどの嫌がらせを受けている場合も要注意です。あなたに辞めて欲しいために陰湿なことをしている可能性があります。
嫌がらせをしてくるのがある特定の人ということであれば、その個人に問題があるだけかもしれません。信頼できる上司などの第三者に一度相談してみましょう。
ただ、複数人で嫌がらせを行ってくる場合は、組織として「辞めて欲しい」と思って行動している可能性があります。そんな会社に居続ける価値はないので、精神を病んでしまう前に、辞めた方が自分のためです。
人前で叱責する
「みんながいる前で上司に説教された…」という苦い経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
もちろん、仕事をする上で注意をされたり、時には叱られたりすることは誰しもあります。ただ、大人にもなって人前で叱責されるのはかなり精神的にきついですよね。
そもそも、指導したいことがあるのなら、別室などに呼び出して個人的に話をすれば済む話です。わざわざ人前で公開処刑のように叱責することで精神的な苦痛を与え、自分から辞めるように仕向けている可能性があります。
遠回しに退職を促してくる
「他の仕事の方が向いてるんじゃない?」「無理して会社にいる必要はないよ」なんて言われると、遠回しに退職を促されていると感じますよね。
会社は、辞めて欲しいと思っていてもそう簡単に解雇することはできません。そのため、それとなく退職を促して自分から辞めてもらいたいと考えてるのでしょう。
ただ、注意したいのは、会社があなたに辞めてもらいたいのではなく、あなたに退職を促してくる本人が個人的な感情で「辞めて欲しい」と思っているだけの可能性もあるということ。特定の個人だけがそのような言動を繰り返してくる場合は、上司などに相談してみるのも一つの方法です。
嫌がらせが酷い場合は証拠を残しておく
嫌がらせを受けたことを会社の人事部などに相談する場合、証拠の有無がかなり重要です。優位に立ち回るためにも、嫌がらせの証拠は残しておきましょう。
この章では、嫌がらせの証拠をどのように残すか解説していきます。
上司や同僚の発言を録音しておく
パワハラまがいの理不尽な叱責を受けたり、悪口を言われたりしている場合は、発言を録音しておくことをおすすめします。
発言は形に残らないものなので、後で揉めた際に言った言わないの争いになることが多いからです。
確実に証拠を残すためにも、ボイスレコーダーやスマホで録音しておくと安心です。特に、個室で話をする場合は周りの目がないので、必ず録音できる機器を持ち込むようにしましょう。
メールやチャットがあれば保存しておく
メールやチャットで嫌がらせを受けている場合は、確実な証拠になるため絶対に保存しておきましょう。
ただ、メールが受信ボックスから削除されたり、チャットを送信取消されたりしてしまう恐れもあります。対策として、スクリーンショットを残しておいたり、プリントアウトしておいたりするとより安心です。
総合労働相談コーナーを活用する
各都道府県労働局や全国の労働基準監督署内などに設置されている「総合労働相談コーナー」を活用するのもおすすめです。
職場でのいじめや嫌がらせ、パワハラなどあらゆる問題の相談に乗ってもらえます。相談は無料で、予約が不要なのも利用しやすいポイントです。
気になる方は、厚生労働省のHPからお近くの総合労働相談コーナーをチェックしてみてくださいね。
辞めて欲しいサインがあれば退職した方がいい? 判断基準を紹介
先ほど紹介した辞めて欲しいサインに心当たりがある方は、「今の会社は辞めた方がいいのかも?」と悩みますよね。ただ、辞めた後で「やっぱり辞めなければよかった」と後悔するのも避けたいところ。
そこで、会社を辞めた方がいいかどうか、以下のような判断基準で総合的に考えてみてはいかがでしょうか。
- どれほど精神的な負担になっているか
- 仕事のパフォーマンスに影響が出ているか
- 会社側が嫌がらせを解決しようとする姿勢があるか
- 仕事を続けたいという意欲が自分にあるか
例えば、「一部の人に嫌がらせをされるけど、他に自分の味方はたくさんいるし、今の仕事が好きだから続けたい」という方もいるでしょう。その場合は、自分の味方になってくれそうな人に相談しながら、もう少し頑張ってみてもいいかもしれませんね。
一方、「会社は嫌がらせを放置しているし、もう精神的にキツい」「仕事を続けたいという意欲が全くない」という方は、今すぐ辞めることをおすすめします。
以下の記事では、今の仕事を辞めるべきかのサインも紹介していますので、気になる人は参考にしてみてください。
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退職を伝える気力がない場合は?
いざ退職しようと思っても、退職したいと伝えるのはかなり気力が必要ですよね。特に、退職の意思を伝える必要がある直属の上司から嫌がらせ・パワハラを受けている場合はなおさらです。
そこで、ぜひ検討して頂きたいのは、依頼者に代わって会社へ退職の意思を伝えてくれる退職代行です。
退職代行を使えば、自分はほとんど何もやることはなく、勝手に退職の手続きが進んでいきます。怖い上司や苦手な同僚と顔を合わせる必要もないので、ストレスを感じずに退職できますよ。
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退職代行ガーディアンの料金は、一律24,800円。労働組合運営の退職代行は、料金相場が2.4〜3万円であることを踏まえると、低価格な料金設定と言えるでしょう。
退職代行ガーディアンを運営する東京労働経済組合は、1999年に設立された歴史ある労働組合です。長年、労働問題に取り組んできた実績があるため、他の退職代行よりも安心して利用できるでしょう。
退職代行を探していると、「この業者は本当に安全なのか」と気になることも多いかもしれませんが、退職代行ガーディアンならその心配は無用。
信頼できて、確実に退職できる退職代行を探している人は、退職代行ガーディアンの利用を検討してみてくださいね!
まとめ
会社は辞めて欲しい人に対して嫌がらせをしたり、遠回しに退職を促したりなどして辞めて欲しいサインを出してきます。
会社から辞めて欲しいと思われているサインを感じ取った場合、会社側の対応や自分の気持ちなどを総合的に考えて退職するか判断するようにしましょう。
会社に退職を伝える気力がない場合は、退職代行を使うという方法もあります。苦手な上司や同僚と一切顔を合わせず退職できるので、余計なストレスを感じずに辞めたい方にぴったりです。気になる方は、退職代行サービスの無料相談に申し込んでみてはいかがでしょうか。
調査概要
調査主体者 | 辞めエール編集部 |
調査目的 | 退職代行サービス利用者の実態調査 |
調査方法 | インターネット調査 |
対象者 | 退職代行を利用した10〜50代 |
対象地域 | 日本国内 |
実施期間 | 2023年02月10日〜02月24日 |
調査人数 | 100名 |