「なぜ優秀な人ばかりどんどん会社を辞めていくのか…」と疑問に思ったことはありませんか?
「辞められたら困る」と思うような優秀な人ほど見切りが早く、突然辞めてしまうことも多いですよね。
そこで、
などをご紹介! 優秀な人が逃げてしまう職場の特徴を、体験談を踏まえて徹底解説していきます。
優秀な人は見切りが早い4つの理由
優秀な人は、単に仕事ができるというだけでなく、状況判断力や行動力があり、人として「頼りになる」と感じる人が多いですよね。
しかし、そのような人ほどすぐに会社を辞めてしまい、残念に思うことも多いと思います。
なぜ優秀な人は見切りが早いのか、それには以下の4つの理由があります。
- 将来を見通す予測力がある
- 変化を恐れずチャレンジできる
- 自分を客観視できる
- 危機管理能力が高い
それぞれの理由について、実際に会社を退職した人の体験談も交えながら、詳しく見ていきましょう。
1. 将来を見通す予測力がある
優秀な人は、常に将来のことを見据えて行動しています。
「この会社で自分の理想のキャリアが実現できるか」「この業界が将来的に成長できるか」などを考えた時に、「明るい未来が見えない」と思えばそこで今のキャリアには見切りをつけます。
例えば、自分や同僚が成果を上げても正当に評価されないことが続けば、そのうち頑張ることもやめて適当に仕事をするようになってしまい、自身の成長にはつながらないでしょう。
また、業界として大きな成長は見込めない、あるいは衰退するフェーズに入ってきているなら、会社としての将来も危ぶまれます。
優秀な人はこうした兆候を敏感に感じ取って「ここにいても自分の目指すキャリアは築けない」と判断し、別の道を模索し始めるのです。
実際に、会社の将来を見通して退職を決意した方からは以下のような声が寄せられました。
優秀な人は、何も考えずに行動したり、言われるがまま指示に従ったりすることはしません。
将来を見通して本気で考えて行動しているため、「将来が心配な会社で働き続けるのはリスクが高い」と判断し、すぐ見切りをつけるのでしょう。
2. 変化を恐れずチャレンジできる
たとえ職場に対する不満があっても、「転職して1から仕事を覚えたり、人間関係を構築したりするのは面倒」「とりあえず今日をやり過ごせればいい」という人は多いと思います。
しかし、優秀な人は現状に甘んじることなく、より良い環境を求めて行動を起こせます。
優秀な人ほど自己実現に対する意識も高いので、もっと自分が成長できそうな会社に転職する、起業するといった選択も恐れずにできるんです。
「合わない」と思えばバッサリ切り捨てて次のチャレンジを選べる決断力と行動力があるのも、優秀な人の特徴のひとつです。
3. 自分を客観視できる
優秀な人は、自分のことを客観的に見ることができ、組織内での自分の立ち位置や自分の能力をよく理解しています。
もし自分が正当に評価されていないと感じたら、自分をちゃんと認めてくれて、能力を生かせるところへ転職しようと考えるのは当然ですよね。
また、優秀な人は周囲から頼りにされていることが多く、それを本人も自覚しています。「辞める」と言えば引き止められるのがわかっているため、人知れず転職活動をし、「転職先が決まったので辞めたい」と申し出ることも。
そのため、周囲の人からすると「突然辞めた」「見切りが早い」と思われがちです。
4. 危機管理能力が高い
優秀な人は、リスクに対する感度が高く、悪い兆候に敏感です。
例えば、社内でセクハラ・パワハラが横行している場合、それらが原因で辞めてしまう人が増えれば、現時点で自分に被害がなくても自分の業務量が増えるなど間接的に悪影響が出ます。
また、サービス残業や休日出勤が多いといったことがあれば、「今後も低賃金で働かされる」「休息が取れず体を壊す」といった恐れも。
今勤めている会社がこのようなブラック企業で、改善の見込みもないと確信した場合、優秀な人は自分に大きな被害が及ばないうちに辞めてしまうでしょう。
実際、労働環境が劣悪な会社で働いていた方からは、以下のような声が寄せられました。
口コミを読むだけで、かなりひどい会社であることがわかりますが、この会社で働いている人にとっては、この環境が当たり前になってしまっているのでしょう。
普通の人は、最初こそ「この会社ヤバいかも?」と思っても、「まあ大丈夫だろう」と楽観的に考えたり、働いているうちに慣れてしまったりして、結局ダラダラ働き続けます。
危機管理能力が高く、リスクがあると判断すればそれを回避するために行動するのは、優秀な人の特徴です。
優秀な人が見切りをつけるのが早い職場とは?
優秀な人は決断力と行動力に優れており、「ヤバい職場」への見切りはとても早いです。
実は、優秀な人に見切りをつけられてしまう職場には、以下のような特徴があります。
- パワハラやセクハラがある
- 上司に気に入られないと評価されない
- 有給を気軽に使えない
- 聞こえるように悪口を言う人がいる
- 尊敬できる同僚や上司がいない
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
1. パワハラやセクハラがある
パワハラやセクハラなどのハラスメントが横行している会社は、当然働きやすい会社とは言えません。
実際、パワハラが横行していた会社で働いていた方からは、以下のような声が寄せられました。
上司などに過度に気を使いながら仕事をすれば、その人の持っている本来の能力を制限されてしまい、最悪の場合、心身の健康を損ねることも。
たとえ自分に直接的な被害がなかったとしても、日々そのような場面を目の当たりにすることは精神衛生上良くありませんし、間接的に被害を受けているとも言えます。
人事異動が頻繁にある会社なら、問題のある人物が異動して働きやすい環境になることもありますが、異動がほとんどなかったり、あるいは会社全体としてそういう気質だったりする場合は、状況の改善は見込めませんよね。
優秀な人は状況判断力や危機管理能力が高いので、「ここに留まる価値はない」と判断し、もっとのびのびと働ける会社へと移ってしまうでしょう。
2. 上司に気に入られないと評価されない
どんなに成果を上げたとしても、上司の「お気に入り」でなければ評価されない…という経験をしたことがある人もいるかもしれません。
仕事に対する評価が上司の主観や好みに左右されている職場は、あまり健全とは言えませんよね。
特に優秀な人は自分の仕事に誇りを持っているので、大した仕事もせず上司にゴマをすっている人間ばかりが評価されれば面白くないでしょう。
仕事に対する適正な評価がされないと、真面目に働いている社員はやる気をなくし、会社自体の業績に悪影響を及ぼすことも。
そのような環境では自身の成長も見込めないため、優秀な人たちからは見切りをつけられてしまうでしょう。
3. 有給を気軽に使えない
有給は労働者の権利です。本来、自由に取得できるのものですが、会社によっては理由を尋ねられたり、取得を拒まれたりすることもあります。
有給を気軽に使えない会社で働いていた方からは、以下のような体験談が寄せられました。
そもそも、有給はどんな理由であれ自由に取得できるものなのに、家族の体調不良というやむを得ない理由で取得する社員にそんな言葉をかける会社の方が非常識ですよね。
優秀な人がそんな非常識な会社に留まる理由はありません。「有給を気軽に使える」という当たり前の権利が保障されている会社を求めて転職活動を始めるでしょう。
4. 聞こえるように悪口を言う人がいる
わざわざ人に聞こえるように悪口を言う人、あなたの職場にもいるのではないでしょうか?
こんな職場で働き続けたい人はいませんよね。しかも、いつか自分が標的になる可能性も否めません。
優秀な人は、転職活動をすれば他にも働ける職場がたくさんあるため、こんな低レベルな職場にしがみつく必要がないのです。
5. 尊敬できる同僚や上司がいない
やる気に満ち溢れて入社しても、無能な上司や無気力な同僚ばかりの職場では、「いつか自分もああなってしまうのでは」と不安になりますよね。
優秀な人は自分が目指すべき目標をしっかりと持ち、周囲と切磋琢磨しながら成長したいと考えている人が多いです。
しかし、周りに尊敬できる同僚や先輩、上司がいない環境だと、良い影響を受けることができず、張り合いがないと感じてしまうでしょう。
レベルの低い職場にいればスキルも身に付かず、転職の際に不利になる可能性もあります。そのため、優秀な人は低レベルな職場に染まる前に、より高いレベルで働ける環境を求めて去っていってしまいます。
優秀な人が見切りをつけて辞めた後の職場はどうなる?
優秀な人が見切りをつけて辞めてしまった職場は、その後どうなるのでしょうか。
実は、ただ単に「優秀な人材を失った」というだけでなく、さまざまな悪影響があるんです。
以下で詳しく見ていきましょう。
会社全体の雰囲気が悪くなる
優秀な人が辞めてしまうと、会社の雰囲気は悪くなるでしょう。
優秀な人の穴埋めは大変で、残された社員たちはいつも以上に働かなければならず、ギスギスすることも多くなります。「なぜ上は引き止めてくれなかったのか」「裏切られた」など苛立ちや負の感情を抱える人もいるでしょう。
一方、上司なども「なぜあいつのようにうまくやれないのか」などと残された社員たちに当たったりして、余計に社内の雰囲気が悪くなるという悪循環に陥ることも。
職場の雰囲気が悪くなれば、自然と社員たちの仕事に対するモチベーションも低下し、業績不振などを招く可能性もあります。
退職ラッシュが起きて人手不足になる
優秀な人が辞めて職場の雰囲気が悪くなると、優秀な人が次々と辞める退職ラッシュが起きる可能性があります。
退職ラッシュが起きる職場は、以下のような状態になると予測できます。
- 残された社員の負担が増える
- 残された社員のモチベーションが低下する
- 生産性が悪化し会社の売上が落ちる
会社の売上が落ちると、ボーナスなど給与にも影響を及ぼす可能性も。
結果、また退職者が増え、残された社員にはさらに重い負担がのしかかるという負のループに陥ってしまいます。
人手不足で退職の意思を示すのが気まずくなる
優秀な人が辞め、人手不足となってしまったら、一人ひとりの負担はどんどん膨らむ一方です。そんなギリギリの人員でやりくりしている中、「私も退職したい」なんていうのはさすがに気まずいですよね。
しかし、なんとか退職の意思を伝えても、退職が認められないブラックな会社も存在しています。実際、退職者が多い職場で働いていた方からは以下のような声が寄せられました。
人手不足だからといって退職を受け入れてもらえないなんてあんまりですよね。
このように、優秀な人が見切りをつけて辞めた後の職場は、悲惨な末路をたどることが予想されます。
辞められなくなる前に早めに行動しておこう
これまで解説してきたように、優秀な人が早々と見切りをつける職場には何かしらの問題があります。そのような職場にいることで、思うようなキャリアアップができずに時間だけが過ぎてしまう可能性が高いです。
とはいえ、「辞めたい」と言うのは大変勇気がいることですよね。特に上司が怖い人の場合、罵声を浴びせられる可能性だってあるわけです。
そこでおすすめしたいのが、退職代行を使って辞める方法です。一部で否定的な意見もある退職代行ですが、実は辞めたくても辞められない人や、そもそも辞めたいと言う気力すらない人にとって強い味方になっているんです。
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信頼できて、確実に退職できる退職代行を探している人は、退職代行ガーディアンの利用を検討してみてくださいね!
まとめ
優秀な人は向上心があり、常に成長できる環境を求めているため、「ここにいても時間の無駄だ」と感じればすぐに見切りをつけてしまいます。
優秀な人が辞めた後の職場は、残された社員の負担が増えてモチベーションは低下し、生産性が悪化する…という悲惨な末路をたどる可能性も。
人手不足が慢性化して辞めづらくなる前に、早めに行動しておくことをおすすめします。
調査概要
調査主体者 | 辞めエール編集部 |
調査目的 | 退職代行サービス利用者の実態調査 |
調査方法 | インターネット調査 |
対象者 | 退職代行を利用した10〜50代 |
対象地域 | 日本国内 |
実施期間 | 2023年02月10日〜02月24日 |
調査人数 | 100名 |