合わない会社はさっさと辞めるべき? 3つの判断基準を紹介

合わない会社はさっさと辞めるべき? 3つの判断基準を紹介
仕事が合わないと違和感を感じながら働くのは辛いですよね。しかし、「合わない」という気持ちだけでさっさと会社を辞めてもいいのでしょうか?

そこで本記事では、

などをご紹介。会社が自分と合わないと思いながら働いている方は、ぜひ最後までご覧ください!

合わない会社をさっさと辞めた人の体験談を紹介

合わない会社をさっさと辞めたいと考える一方で、「入社してすぐだし」「辞め癖がついたらどうしよう」と不安な人も多いかもしれません。

そんな人のために、合わない会社を辞めてよかったと感じている人の体験談をご紹介します。

病気にならずに済んだ

仕事が合わない、職場の雰囲気になじめない(人間関係酷すぎ)と感じて、2週間で辞めた事あります。辞めて良かったです。
あのまま続けていたら精神やられたと思います。

引用:Yahoo!知恵袋

合わない会社で働き続けると、ストレスを強く感じて心と体に負担がかかります。その結果、体調を崩したり心の病気になったりすることも。

仕事は確かに大切ですが、健康はもっと大切です。「このまま続けたらいずれ病みそう」と感じた場合、無理に働き続けず、さっさと辞めるのが正解だと言えます。

早めに退職したことで順調にキャリアアップできている

新卒で入った会社3ヶ月で辞めました。
普通に転職し、2社目は2年、3社目(今の勤務先)は4年勤務。転職では毎回少しずつキャリアアップできてます。

引用:Yahoo!知恵袋

さっさと仕事を辞めると、それだけ早く「次の仕事」を見つけてキャリアアップに励めます。

自分に合わない仕事を続けてくすぶっているのと、自分に合った転職先を見つけて生き生きと働いているのとでは、どちらのキャリアアップが早いかは明らかですよね。

特に、新卒や入社してすぐの20代の方なら、転職も難しくありません。自分のキャリアのために、合わない会社はさっさと見切りをつけるのがいいでしょう。

合わないと感じて働き続けたことに後悔した人も

入社してすぐに「この会社は自分には合わないかもしれない」と感じたのですが、すぐに結論を出す訳にはいかないと自分に言い聞かせ約4年程働きました。
ただ、今思うと入社してすぐに辞めた方が良かったなと後悔しています。
正直、自分にとって良かった事は何一つありませんでした。

引用:Yahoo!知恵袋

さっさと会社を辞めた人がメリットを感じている一方で、合わない会社で働き続けて後悔している人もいます。

こちらの体験談は、4年間合わない会社で働いた結果、よかったことが何もないとのことでした。4年という期間を無駄にするのはもったいないですよね。

「まずは3年続けて」と言う人もいますが、合わないと感じる会社はさっさと辞めて次を探すのが賢明です。

合わない会社で働き続けるリスクとは?

合わない会社をさっさと辞めた人の多くが、辞めてよかったと感じていることがわかりました。

実は、この「合わない」という直感を信じることはとても大切です。

自分の直感を無視して、合わない会社で働き続けることには次のようなリスクがあります。

1.ストレスで体調を崩す

30代前半
病院スタッフ
職場に馴染めないストレスで、頭痛や蕁麻疹に悩まされていました。

合わない会社で働くことは、自分で思っている以上にストレスが溜まり、心身に負担がかかります。ストレスがかかりすぎると、自律神経に乱れが生じて自律神経失調症を発症し、次のような諸症状に悩まされる人が多いのです。

  • 頭痛
  • 動悸・息切れ
  • 倦怠感
  • 睡眠障害
  • 記憶力や集中力の低下

※参照:総合南東北病院

上記口コミでは、ストレスによって頭痛や蕁麻疹が出たという声がありましたが、うつ病や適応障害などを発症する人も多いので、ストレスを甘く見てはいけません。

「この会社は自分に合わない」という違和感が、身体的・精神的な病気を発症させる可能性があるなんて怖いですよね。

2.体は疲れているのに眠れなくなる

40代前半
半導体の組立工
人間関係も悪く残業も多くて、その上人手不足ということもあり、かなり大変で精神的にキツくなっていました。身体は疲れているのに眠れない日が続くようになりました。

この体験談のように、「体は疲れているのに眠れない」というのは、睡眠障害の一種の可能性があります。

眠りにつくときは、自律神経の中で体をリラックスさせる作用のある副交感神経が優位になります。しかし、ストレスがあると、人が緊張するときに優位になる交感神経が活発になります。そのため、眠れない症状が出現します。

引用:阪野クリニック

入眠できない以外にも、途中で何度も目覚めてしまう・悪夢で起きてしまうなどの症状に悩まされる人も。

睡眠の質が悪いと、ストレスを解消できず、より心と体に負担がかかるという悪循環に陥ってしまいます。

3.出勤するのが億劫になる

20代後半
不動産営業
勤務時間や勤務体制に不満はなかったものの、他人と常に比べられる環境や上司のパワハラに近い言動から、毎朝出勤前になるとお腹が痛くなり勤務したくないと思うようになりました。

「会社が合わない」という気持ちをなんとかやり過ごしても、体は正直なもの。

この体験談のように、特に出勤前に不調が現れるという人も多くいました。お腹が痛くなったり、いきなり涙が出てきたりと、会社に行けなくなってしまうのです。

ここまでくると心と体が悲鳴を上げている証拠。ゆっくりと休養する必要がありそうです。

4.辞めたくても辞められなくなる可能性も

30代前半
ドラッグストアの販売員
推売品販売の達成目標に追われ、精神的にしんどい状態でした。仕事ができない自分に嫌気が差して辞める決意をしたのですが、その前に新入社員が辞めてしまい職場の人員が足りない状況に。辞めた社員の悪口をいう人も多く、とても直接辞めると言えない雰囲気になっていました。

「会社が合わない」と感じているのは、もしかしたら自分だけではないかもしれません。

特に、仕事量が多かったり、人間関係が悪かったりする職場では、他の人も「合わない」と感じている可能性が高く、退職者が相次ぐことも。

その結果人手不足となり、ますます辞めづらくなる可能性もあります。

優しく真面目な人ほど「人手不足なのにさらに自分が抜けたら迷惑がかかってしまう」と感じるかもしれませんが、そのせいでなかなか辞められず精神的に追い詰められていくことが多いのです。

退職するための3つの判断基準

合わない会社で働き続けるのはリスクが高いとお話ししましたが、では嫌ならさっさと仕事を辞めるのが正解と言うわけでもありません。例えば、ちょっと嫌なことがあった・上司から注意されたなどの理由で辞めると、次の会社でもすぐに辞めたいと感じてしまうからです。

まずは、なぜ仕事を辞めたい・会社が合わないと感じているのか、自分の中で原因を探ってみてください。

原因を特定した結果、自分では解決できない理由なら見切りをつけて次へ動くのが得策です。具体的には次にご紹介する3つの判断基準に照らし合わせて、チェックしてみましょう。

1. 人間関係が悪すぎる

30代後半
食品卸の営業事務
コミュニケーションが常に喧嘩腰、気分によって商品の箱を放り投げて運ぶ、営業会議から出てくる社員が毎日涙目で、2時間くらい仕事になっていない、控え目に言ってもヤバい会社でした。

仕事をする上で、価値観が合わなかったり、少し嫌味や文句を言ってきたりする人がいるのはしょうがないことです。ある程度なら割り切って接するのも、社会人のスキルと言えます。

しかし、我慢できないくらいヒドいなら話は別。口コミのように、社員の多くが喧嘩腰で、会議で泣いてしまうくらい暴言が飛び交っているのは普通ではありません。

他にも仕事に支障があるくらいの無視やイジメを受けたり、パワハラまがいの叱責や暴言を受けている場合は、退職を検討することをおすすめします。

と言うのも、人間関係の問題は自分と相手を変えない限り解消できません。自分を変えるのは心がけ次第で可能ですが、相手を変えるのはほぼ不可能です。

そのため、人間関係が悪すぎる職場はさっさと辞めることをおすすめします。

2. 社風が合わない

30代後半
不動産の営業
残業が多くノルマもあり、ノルマ達成しないと会社にはいられないような雰囲気がありました。休日は上司とゴルフや釣りに付き合い、平日の夜は飲みに付き合わされたりと、自分の時間が全くない状態でした。

社風とは、人間でいう人柄のようなもの。同じ業種でも、次のように会社ごとに社風は全く異なります。

  • チャレンジ志向か堅実志向か
  • 実力主義か年功序列か
  • 個人主義かチームワーク重視か
  • 丁寧に指導されるか自分のやり方に任せられるか

社風が合わないなら、その会社との相性はあまりよくないということになります。

口コミのように、ノルマにのみ重きを置いて仕事ぶりを評価したり、会社のためならプライベートも犠牲にしたりという社風は、一昔前のスタイル。「馴染めない」と感じる人も多いでしょう。

社風を自分で変えることはできないので、会社をさっさと辞めることを考えたほうがいいでしょう。

3. やりがいを感じられる瞬間がない

毎日仕事をする中で、少しでもやりがいを感じられる瞬間があるかも大切です。やりがいがあると、自分は必要とされていると感じられ、仕事している時間が充実します。

仕事のやりがいは、次のような時に感じる人が多いです。

  • 目標やタスクを達成する
  • 仕事の成果を上司や会社から認められる
  • 取引先や顧客、同僚から感謝される
  • 自分の成長を実感できる
  • 新しい仕事に挑戦する・任せられる

キツい仕事でも「仕事を頑張ってよかった」とやりがいを感じられる瞬間があるのなら、その仕事を続けてみるのもいいでしょう。

一方で、全くやりがいを感じられない場合、仕事を淡々とこなすだけになってしまいます。「退屈だ」「時間の無駄だ」と感じながら今の会社にしがみつくより、自分がやりがいを持って働ける仕事を探すのがいいでしょう。

今すぐ辞めるべき会社とは?

上でご紹介した判断基準とは別に、「今すぐ辞めるべき会社」もあります。いわゆる「誰の目から見てもヤバいブラックな職場環境」の会社のことですね。

もし、次に挙げるような問題で悩んでいるのなら、自分1人で抱え込もうとせずに、さっさと退職してその職場から離れることをおすすめします。

パワハラやセクハラが横行している

20代前半
携帯ショップのスタッフ
上司からパワハラやセクハラがひどく、無理な仕事を押し付けたり、容姿や服装を馬鹿にしたり、しつこく食事に誘われたりしていました。

社内でパワハラやセクハラが横行している、特に自分がその被害者である場合、早く次の職場を探すことをおすすめします。

もちろん、社内の人や人事部に相談して解決法を探すこともできますが、パワハラ・セクハラは解決までに時間がかかることも多く、それまでによりストレスを感じてしまうこともあります。

我慢してるうちに体と心を壊してしまう可能性もあるので、早めに転職などの準備を始めましょう。

給料や休日などの条件に納得できない

30代前半
飲食店の店長
フランチャイズ飲食店の店長でしたが拘束時間が長く、休日は月6日でバイトの出勤状況によっては休日出勤もり、休日手当は出ない状況にうんざりしていました。他フランチャイズ店の店長と話す機会があり、待遇を聞いた時に退職を決心しました。

仕事をする上で大切なのが、収入や休日などの労働条件です。

労働条件が悪い会社ではモチベーションも上がらず、精神的にも体力的にも疲れてしまいます。早めに転職を考えましょう。

具体的には、以下のポイントを分析してみてください。

  • 同業他社の同世代と給料を比較する
  • 将来の昇給は自分の理想にかなっているか
  • 残業が多すぎて疲弊していないか
  • 休日・有給はしっかり取れているか

口コミのようにサービス残業が多い・休日出勤ばかりという人は、いわゆる「ブラック企業」の可能性が高いので、早急に次を探すことをおすすめします。

今すぐ会社を辞めたい場合は?

どうにも自分に合わず、ストレスを感じているのであれば今すぐ辞めることをおすすめします。合わない会社に居続けても、身につくものもありませんし、ストレスが溜まっていく一方です。

そこでおすすめしたいのが、退職手続きを任せられる退職代行です。

おすすめの退職代行はどこ?

退職代行ガーディアンの概要

【おすすめポイント】

  • 利用者19人中13人が大変満足と回答
  • 利用者の6割以上が3日以内に退職
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退職代行ガーディアンの料金は、一律24,800円。労働組合運営の退職代行は、料金相場が2.4〜3万円であることを踏まえると、低価格な料金設定と言えるでしょう。

退職代行ガーディアンを運営する東京労働経済組合は、1999年に設立された歴史ある労働組合です。長年、労働問題に取り組んできた実績があるため、他の退職代行よりも安心して利用できるでしょう。

30代前半
介護士
何度か自分で退職したいと話し合いを希望していたのですが、その都度はぐらかされる感じで、全く聞く耳を持ってもらえなかったです。ガーディアンに代行してもらってからは、あんなに悩んでたのが何だったんだというくらい話がスムーズに進みました。
30代前半
インフラ営業
申込から退職完了までの流れの中で、会社と話すことなく、こんなに簡単に終わるんだと感心しました。引き継ぎなど、煩わしいことが山のようにあったと思うので、精神的にも肉体的にも楽に物事が進んでいきました。

退職代行を探していると、「この業者は本当に安全なのか」と気になることも多いかもしれませんが、退職代行ガーディアンならその心配は無用。

信頼できて、確実に退職できる退職代行を探している人は、退職代行ガーディアンの利用を検討してみてくださいね!

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まとめ

本記事では、今の仕事が合わないと感じている人向けに、さっさと辞めるべき判断基準についてご紹介してきました。

人間関係が悪い・社風が合っていないなど、仕事が合わないと感じる原因は人それぞれです。「合わない」という気持ちをスルーすると、心身に不調が出る可能性もあるので、前向きに転職を検討することをおすすめします。

「今の仕事が自分に合わない…」と感じている人は、なぜそのように感じているのか分析し、本当に辞めるべきか判断することが大切。自分のモヤモヤした気持ちを放置せずに向き合って、本当に辞めるべきかどうか決断してみてくださいね!

調査概要

調査主体者辞めエール編集部
調査目的退職代行サービス利用者の実態調査
調査方法インターネット調査
対象者退職代行を利用した10〜50代
対象地域日本国内
実施期間2023年02月10日〜02月24日
調査人数100名