「仕事を辞めたい」と思っても、言い出すことが怖いという人も多いのではないでしょうか。そこで、
などをご紹介! 円満退職を目指したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仕事を辞めたいけど怖くて言えない理由とは?
「仕事を辞めたいけど怖くて言えない」という人は、自分ではなく会社に原因があることが多いです。
なかなか退職が切り出せない人は、職場で次のような問題が起きていないでしょうか?
仕事を辞めると言うのが怖いという気持ちの裏にある、本当の理由についてよく考えてみましょう。
上司からパワハラを受けている
理不尽な叱責や不平等な扱い、さらには無視や暴力などが日常的に行われている、いわゆる「パワハラ」を受けていたら、辞めると言い出せないのは当然のこと。
というのも、パワハラを受けていると上司への恐怖心が強いので、会社を辞めると伝えたら次のようなことが起こるのではと想像してしまうからです。
- 辞めさせない・訴えるなどと脅される
- ひどいことを言われて退職や自分そのものを否定される
- 退職日まで一層ひどい扱いを受ける
本来ならばそのような上司は無視しておけばいいのですが、パワハラを受けていたら怖くなってしまうのは無理もありません。
一刻も早くそのような上司の下は去るべきなのですが、なかなか退職を言い出せないという人が多いようです。
同僚が執拗な引き止めにあうのを見た
実は、退職の意思を申し出てすんなりと了承してくれるケースはそう多くありません。引き止めようとする会社も多数あります。
「待遇を改善するから」「希望する部署やポストに異動させるから」などと引き止められて、ひたすら断り続けるのは精神的に疲れるもの。はっきり断れるか心配な人は、退職を言い出すのが怖くなるのです。
中には口コミのように、朝まで延々と説得される同僚を見たという人も。こんな状況に自分が陥ったらと考えるとぞっとしますよね。
人手不足で辞めたいと言えない
人手不足の会社で働いている人は、特に辞めると言い出しにくいかもしれません。
人手が足りずなんとか回しているような職場で退職者が出たら、残っている社員の業務量はさらに増加します。「退職を上司や同僚に伝えたら、怒られたり文句を言われたりするのではないか」と怖くなったら、退職は切り出しにくいですよね。
また、自分自身が「人手不足の中辞めるなんて申し訳ない」という気持ちがあるケースも。特にまじめな人や優しい人は、「みんなに迷惑がかかる」と感じて仕事を辞めると言うのが怖いようです。
円満退社するためのコツは?
仕事を辞めることを怖くて言い出せない人の多くが、「辞められなかったらどうしよう、トラブルになったらどうしよう」と思っているのではないでしょうか。
逆に、トラブルにならず穏やかに退職できるなら怖いと思わないはずです。
そこで、できるだけ円満退社するためのコツをまとめました。ご紹介することを実践して、少しでも「怖い」という気持ちを払拭してくださいね。
1. 退職理由を整理する
退職理由が曖昧だと突っ込まれやすく、引き止めにあいやすいです。上司や同僚に嫌味を言わせる隙を与えるので、心無い言葉に傷つくことも。
まずは、退職理由を整理してクリアにしましょう。
なぜ辞めたいかを紙に書き出したりして整理することで、自分の「本音」が見えてきます。自分の中でも気持ちがまとまりモヤモヤ感が晴れやすいです。
同時に、上司へ伝える「建前の退職理由」も用意しておくといいでしょう。なぜなら、上記で整理した「本音の退職理由」は会社側に伝えるべきではないケースであることも多いからです。
例えば、本音の退職理由が会社や上司への不満だったとしても、そのまま伝えるのはNG。不満をそのまま伝えると「改善するから」と引き止められたり、退職するまでの間に嫌味を言われて嫌な気分になったりする可能性があるのです。
円満退職するためには、次の2点に注意して建前の退職理由を整理しておきましょう。
- 前向きな理由にする(やりたいことが別に見つかったので転職・進学・留学など)
- 断れない理由にする(家族の介護・育児といった家族の事情など)
「会社に不満があるから」ではなく「あくまでも個人的な事情で」というのを全面に出すと、上司も引き止めにくくなります。
2. 引き止めを断る方法も考えておく
どんなに完璧な退職理由を突き付けても、中には引き止めをしてくる会社もあるでしょう。そんな時のために、引き止めを断る方法を考えておくのがおすすめです。
- 断れない退職理由を用意する
- スケジュールに余裕を持つ
- できるなら次の転職先を決めておく
退職理由は上でご紹介した通りですが、意外と重要なのがスケジュール。引継ぎなどを考慮せずギリギリで退職しようとすると、上司からの心証も悪くなり円満退職しづらくなります。
就業規則などを確認し、最低何ヶ月前に言えばいいのかを確認しておきましょう。
また、最も効果的なのが「転職先を決めておくこと」。次が決まっていると決心が固いことを理解してもらえて、上司も引き止めを諦めやすいのです。
3. 業務の引継ぎスケジュールを提案する
退職を渋られる理由の一つに、引継ぎなどでバタバタするからというのもあります。
特に繁忙期や人手不足の会社は、今の業務で社員全員がいっぱいいっぱい。そこに引継ぎや退職に関する手続きなどの「雑務」が入ってくると、「なぜ今?」と思ってしまう人も少なくありません。
特に、余裕を持って引継ぎができることをアピールするのはとても大切です。例えば、次のような対策を取っておきましょう。
- 引継ぎのスケジュールに十分な時間を取る
- 引継ぎ内容は口頭ではなく資料に残す
- 後任の人の通常業務の妨げにならないよう注意する
このように、「私が辞めてトラブルになることはないですよ」ということが上司に伝われば、スムーズに退職できる可能性がアップします。
上司が怖くて辞めたいと言えない…対処法は?
上でご紹介したような対処法を試しても、上司が怖いと退職を切り出しづらいですよね。特にパワハラで悩んでいる場合は勇気が出ないはずです。
ここからは、上司が怖くて退職を言い出せない場合の対処法を紹介します。
1.上司の上司に相談する
普通は直属の上司に退職を願い出るものですが、その上司に言い出すのが怖いなら、さらに上の人に相談してみましょう。
特にパワハラの被害を受けているなら、上司に言い出せないのは当然のこと。上司の上司や人事部など、社内の別の人を通じて退職の意思を伝えてください。
ただし、「何となく怖い」というだけで上司を飛ばしてしまうと、相談を受ける相手も上司自身も「なぜ?」と思う可能性が。
後々しこりを残してしまうかもしれないので、パワハラ被害や上司との確執に悩んでいる人以外はよく考えて実行してくださいね。
2.総合労働相談コーナーを活用する
社内に助けを求められなければ、社外にSOSを出すのも一つの方法です。
厚生労働省が設置している総合労働相談コーナーでは、さまざまな労働問題に関する相談を受け付けています。
ただ話を聞いてもらうだけでなく、助言・指導を行ってくれるので、どうすればいいかアドバイスをもらいたい人にもおすすめ。
上司が怖くて会社を辞めると言い出せない理由が、パワハラや労働条件の悪さなどなら利用してみるといいでしょう。
各都道府県に全379カ所設置されており、無料・予約不要なので、気になる場合はいつでも相談してみてくださいね。
精神的に辛ければ退職代行の利用も検討してみる
精神的に追い込まれていると、退職の意思を示す気力がない人も多いはずです。ましてや、怖い上司に退職の意思を伝えるのは、かなりのストレスがかかります。
そこでぜひ頼ってほしいのが、退職手続きを代わりにしてくれる退職代行です。
世間には退職代行に対してネガティブな印象を持つ人もいまだに多いのは事実です。しかし、実際に退職代行を利用した人にヒアリングしてみると、利用したことに納得するほど精神的に追い込まれていた人もいます。
どうにも辛ければ、取り返しがつかなくなる前に退職代行の利用を考えてみてください。
おすすめの退職代行はどこ?
【おすすめポイント】
- 利用者19人中13人が大変満足と回答
- 利用者の6割以上が3日以内に退職
- LINEでやり取り可能でレスも早い
退職代行ガーディアンの料金は、一律24,800円。労働組合運営の退職代行は、料金相場が2.4〜3万円であることを踏まえると、低価格な料金設定と言えるでしょう。
退職代行ガーディアンを運営する東京労働経済組合は、1999年に設立された歴史ある労働組合です。長年、労働問題に取り組んできた実績があるため、他の退職代行よりも安心して利用できるでしょう。
退職代行を探していると、「この業者は本当に安全なのか」と気になることも多いかもしれませんが、退職代行ガーディアンならその心配は無用。
信頼できて、確実に退職できる退職代行を探している人は、退職代行ガーディアンの利用を検討してみてくださいね!
まとめ
本記事では、会社を辞めたいのに言い出せない本当の理由と、怖いという気持ちを乗り越えて円満退職するコツについてご紹介してきました。
「辞める」と言い出すは誰でも勇気がいること。特にパワハラや人手不足など会社側に問題がある場合はなおさらです。
上司にノーと言わせない退職理由や引継ぎ準備を行うことで、「自分は絶対に退職できる」という自信をつけてみてくださいね。
また、中にはパワハラなどで「上司に言い出すのが本当に怖い」という人もいるでしょう。退職を切り出すことを考えてストレスを溜めているなら、退職代行の利用を検討するのも一つの手です。
退職にかかるストレスや手間をできるだけ省いて、心穏やかに退職できるように準備してみてくださいね!
調査概要
調査主体者 | 辞めエール編集部 |
調査目的 | 退職代行サービス利用者の実態調査 |
調査方法 | インターネット調査 |
対象者 | 退職代行を利用した10〜50代 |
対象地域 | 日本国内 |
実施期間 | 2023年02月10日〜02月24日 |
調査人数 | 100名 |